emira’s blog

コンパクトに書く、読めるブログ。腰痛治療・資格取得・住宅購入・子育て…ときどき寄り道。

番外編:看護師の腰痛

おはようございます。

えみらのブログへようこそ。

最近は、冬眠から覚めてきたのか早起きできるようになってきましたのでブログを書きます。

 

今日は、腰椎椎間板ヘルニアの話シリーズの番外編。

「看護師の腰痛」について考え、そこから思うことを書いていきます。

 

さて、先日、

実は私、看護師です。

と公表いたしました。

 

とはいえ、専門用語は苦手ですし、最先端で働くことはできないですし、

腰椎椎間板ヘルニアの影響で患者さんを看護するどころの話ではありませんでした。

やっと、少しずつ仕事はしていますが、

腰に負担のある病棟業務はこの先、少なくとも年単位で遠慮したいと思います。

 

そうは言っていますが、これまでは外来よりも病棟の看護が好きだなと思っていました。

外来に比べて、看護師が考えて患者さんにアプローチできることが多く、結果も短期間で見ることができるからです。

もちろん、病棟にも外来にも魅力はあります。どちらも経験したので、そこはちゃんと言葉にしておきます。

クリニックなどですと、数ヶ月、1年、5年、10年という単位で患者さんにお会いして、経過をみて、お付き合いしていくことになります。それも、看護としては素敵だと思います。

看護も病院だけではないので、色々見てみたいです。

 

すこし、脱線しましたが、

自分が好きだな、と思う看護の現場から離れなければならないのは辛い出来事でした。

 

では、本題に戻ります。

看護師の仕事は、中腰立ちっぱなしが基本です。

そして、長時間労働

病棟やバタバタの外来では、休憩が取れないなんてことも日常茶飯事です。

(もちろん、職場にもよりますよ!)

 

そして、わりと人手不足

なので、2人でやるべきことも1人で頑張らないといけないことがある。

でも、本当は、これ、患者さんも辛い。やめたほうがいいです。

余談ですが、若手の頃にこのことを注意してくれた先輩がいました。今でも感謝しています。

 

そうやって、看護師たちは、

腰痛経験者となり、腰痛持ち、ひどいとヘルニア持ちで内服していたりする人が多い!

それでも、患者さん優先で働いている。

THE 職業病。

 

患者さんは優先されるべき存在です。

ただ、驚くほど自分そっちのけになってしまうのです。

 

看護協会に、こんなページがあります。

腰痛は離職の原因にもなるので、重大案件ですね。

 

www.nurse.or.jp

 

読んでみると、看護協会の示していることも、

一人で患者を抱え上げたりしないような環境を。

となっています。

でも、実際は、‘‘腰痛についての研修をする‘‘というような対策しかできてないので根本的に解決するには根深いものがありそうです。

 

一般的な現場でこういう状況です。

新型コロナウイルスの病床はどうなっているの?

感染性のある患者の部屋で、協力を得られる環境って本当にあるの?

と思ってしまいます。

 

そして、腰痛の原因を見てみると、

「ストレス」も含まれるようになりました。

 

うーん💦思うところがありすぎる!

 

看護師うんぬんだけでなく、

こういう状況って、どこにでもあるような気がします。どんな仕事でも。

介護士さんや、建設業とか、工場勤務でも、営業で一日歩き回る人も、飲食店勤務でも、スポーツマンでも、学生でも・・・

どんな仕事でも、環境の方でも、

腰痛持ちの人って、案外多いですよね💦

 

仕事をしていて、そして休職などを経験してみて、

「手伝って」とか「助けて」とか、もっと言ってもいいのではないかと思います。

必要だから、求めているのですから、人手不足が招く悪循環は断ち切りたいものです。

そして、仕事を休むというのは勇気がいることですが、必要なら休みをもらったっていいですよね。

 

それが、1人ではなく2人でやるみんなでやることの本当の意味なのではないかな、と思います。

 

どんなお仕事の人でも、腰痛持ちが周りに多すぎたり、腰痛期間が長くなると、それが当たり前になって少しのことでは言えなくなりますね。

 

私がいくつかの職場で働いてきた中での経験ですが、

腰痛がひどいときにはコルセットをしたり、人によってはぎっくり腰でも歩行器を使って勤務していました。もちろん鎮痛薬とか、盛り盛りです。

…そんなに無理しないといけないことなのでしょうか?

ぎっくり腰でも少し休めば治ることも多いです。

 

そして、大半の腰痛は原因の特定できないものであるとも言われています。

こういう場合は日々の仕事の仕方で、腰痛対策をすることで予防ができると思います。

しっかり休憩がとれる、シフトの組み方、勤務中に協力体制があって一人で無理しないことや道具を使うひと手間を惜しまないとかですね。休日のリフレッシュも腰痛対策には効果的なのではないかと考えます。

 

ただ、そういう予防をしていれば大丈夫!ということでもないですよね。

当然のことながら、原因は仕事以外にもあります。家事とか子育てとか、それぞれの体の個性とか。

予防してても、痛めることはあるわけです。

 

今、腰痛持ちを通り越して、腰椎椎間板ヘルニア持ちの看護師として、なんとか働ける場所があったことはラッキーでした。

そこにいる人たちも、尊敬するところのある方々なので異動して本当に良かったと思っています。

 

しかし、今後、他に働ける現場はあるのか?というのが私の思うところです。

腰痛や腰椎椎間板ヘルニア持ちの人、あるいは病気をしたりすると、

なかなか復帰する現場を見つにくい現状もありますね。先ほど、少し触れましたが、働けなくなるってつまらないし悲しい。そして、生活ですから、すごく困ります。

 

そのあたりも、もう少し開けてくるといいなと思います。

とはいえ、待っていても何も始まらないので、今後少しずつ進路については検討します。もし、いい話があれば書いていきたいですが・・今のところないです。

でも、学ぶ機会としては今が一番その時だと思うので可能性は広げたいと思います。

 

結論はあまり明確にないですが、

率直に感じていることばかりをつらつらと書きました。

読んでくださった方は本当にありがとうございました🍀

 

また次回、お会いしましょう。