emira’s blog

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腰椎椎間板ヘルニアの治療''ヘルニコア''とは?

こんにちは、
えみらのブログへようこそ!

 

さて、今日も腰椎椎間板ヘルニアシリーズ。
テーマは「ヘルニコアとは?」です。

調べたら色々出てくるので、とても簡潔な内容に仕上げます!✒️

 

ヘルニコアとは、薬の名前です!✨
これで終わりなのも物足りないので、もう少し補足します。

 

局所麻酔で椎間板にヘルニコアを注射、
髄核の保水成分を分解します。
腰椎椎間板ヘルニアとは、髄核が飛び出している状態です。それが適度に溶かされることで、ヘルニアが引っ込むという治療方法です。

 

この治療は、化学的髄核融解術または椎間板内酵素注入療法と呼ばれます。

 

適応になるヘルニアのタイプは一つだけで、

後縦靭帯下脱出型
と呼ばれるものです。

 

医師に聞いてみたのですが、このタイプの特徴は、自然に治りにくいことが多いと言っていました!保存治療で治らず手術をすると、このタイプは多いそうです。それから、MRIでのヘルニアの形などがあるみたいですが…それはさすがに医師でないと分かりませんので最終的な適応の判断は医師に委ねるしかありません。

 

これまで治りにくくて手術しか選択肢がなかった人達にとって、手術ほど侵襲が大きくなく治療できる方法だと言えそうです。
特に、私もそうですがギリギリ日常生活はできるけど復職できないって人は手術に踏み切るかどうか迷うと思うのですが、そういう方にもこれから提案されていくのではないかな、と思います。

 

さらに、日帰り~一泊くらいでできるので短期で治療をして、デスクワーク程度なら比較的すぐに復職も叶います。
保険適応ですので、治療費的にも安心です。
それでも、2018年8月に保険適応になったばかりなので長期での見立てがまだできないというデメリットもあります。

 

そして、この薬は一生に一度きり
2回目はアレルギー反応がでる可能性があるため禁忌です。
副作用としても、アナフィラキシーショックなどアレルギー症状が出る可能性があります。

 

そして、すぐに復職が叶う!とか先に書きましたが、この治療は治療後に痛みが増強することが多いです。
一時的に内圧があがるからです。ヘルニアがあるところに約1mlの薬液を入れるのでいつもより痛い!ってことになります。そして、治療効果が出てくるまでには時間がかかります。最初の1週間くらいは、結構辛かったので治療スケジュールはできるだけゆったりとれる方が安心だと思います💡私の場合、1ヶ月くらいして効果を実感し始めました。1ヶ月半後に少しずつ復職しました。

 

中には効果がない方もいるようですが、適応になる方の多くは効果を感じているとの説明がありました。高齢者の方は、やや効果が乏しい傾向があるようです。

仮にヘルニコアで効果が得られなくても、手術は行えるそうなので段階的に治療を選択することも可能です。

 

治療方法の詳細は医師と話して知ることが一番ですが、治療を提案されたときは少しでも知っている人の話を聞きたかった気持ちもあったので、こうして書き記してみることにしました。

 

今度は体験談としても書いていこうと思います!

 ヘルニコアの体験談、その後の経過についての記事も書きました!コチラです。

emira.hatenablog.com

 

 

ありがとうございました☘️